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夢と灯火

身辺雑記, etc. 主に気に入った音楽や漫画についての感想

翼なき者の翼:アイドルマスター ミリオンライブ!「アイル」についての覚え書き

アイドルマスター ミリオンライブ ! から生み出された楽曲「アイル」、アイマス・ミリオンの多くのプロデューサー(このゲームのプレイヤーのこと)に衝撃を与えたこの曲は、すでに数多の感想、分析によって、その魅力が語られている。 ここですべての解釈を…

やさしい隔たり:GOING UNDER GROUNDの楽曲「ランブル」の歌詞についての覚え書き

GOING UNDER GROUNDの楽曲「ランブル」は、ヴォーカルの甘い歌声とメロディのせつなさで多くの人の心を掴んでいるけれども、はじめてこの歌を聴いたとき、わたし自身は歌詞のなかのある、ある一節にとらわれた事を覚えている。 摩天楼の光り 少し慣れた街で …

線分と時間:nano.RIPEの歌詞について

nano.RIPEの歌詞にはほとんどいつも共通したひとつのテーマがあるように思う。それはひとつの線分で結ばれた過去、現在、未来を旅するイメージだ。もっとも分かりやすいのが、おそらく、ボーカルのきみコが提供した、ミリオンライブの楽曲、「プラリネ」だろ…

180度の孤独:パスピエの「プラスティックガール」について

最近、バンド、パスピエを聴きはじめた。ヴォーカルの声質から相対性理論との類似が言われているようだが、個人的には、その楽曲の纏う奇妙な「懐かしさ」によって、無機的で隙のない相対性理論の楽曲とは一線を画しているように思う。なかでも好きなのは、…

空駆ける自由は誰のものか:湯川潮音の歌詞について

初期楽曲から「かかとを鳴らそ」まで 湯川潮音の初期楽曲を聴くと、「飛翔」というモティーフの執拗な反復ぶりに驚かされずにはいられない。 たとえば、代表曲「渡り鳥の三つのトラッド」では「極上の羽飾りのコートをまとって」みっつの季節の面影へと吸い…

抱擁の孤独:川本真琴の「微熱」メモ

川本真琴の「微熱」という曲が好きだ。 川本真琴の歌詞は、しばしば身体と身体とが触れ合う瞬間をめぐってつむがれている。たとえば「背中に耳をぴたっとつけて 抱きしめた」という歌い出しから始まって、「唇と唇 瞳と瞳と 手と手」「2コの心臓がくっつい…